#1. 沖縄本島エリア別マップ
沖縄本島を北部、中部、南部に分けるとこんな感じ
沖縄本島には県庁所在地の那覇市を含む26の市町村がある。それぞれ北部、中部、南部の3つのエリアに区分することができ、それぞれの地域で違った文化や風習が見られるのが特徴。
- 本島北部
国頭村、大宜味村、東村、今帰仁村、本部町、伊江村、名護市、宜野座村、恩納村、金武町
- 本島中部
読谷村、嘉手納町、北谷町、沖縄市、うるま市、北中城村、宜野湾市、中城村、浦添市、西原町
- 本島南部
那覇市、南風原町、与那原町、豊見城市、南城市、八重瀬町、糸満市
年間快晴日数は全国でワーストという衝撃
ここでざっくり沖縄県について紹介。沖縄県は沖縄諸島、先島諸島、大東諸島の島々から構成されており、総面積は2,281㎢。日本の都道府県では小さい順で香川、大阪、東京についで第4番目だそう。
亜熱帯性の温暖湿潤気候のトロピカルアイランドだが、意外と最高気温が35℃を超える猛暑日になることはほとんど無い。これは周りを海に囲まれてるだとか、大都市が少なくヒートアイランド現象が起きにくいからだとか。
しかも年間快晴日数が全国平均30.6日に対して、沖縄は8.3日でなんと全国で一番少ないという衝撃の事実。暑くて湿度も高いから雲が発生しやすいらしいですね。
とはいえ、エメラルドグリーンの海や真っ青な空など、特にオンシーズンの天気は素晴らしく、浜辺でビーチパーリーしながら飲むビールは最高。。
沖縄本島の各エリアのイメージ
話が逸れてしまいましたが、本記事では離島を省く沖縄本島について紹介。
沖縄本島は南北端の直線距離で106.6㎞、幅31.2㎞の縦長の地形です。那覇空港から名護市の許田インターまでは高速を使って車で約1時間ちょいで着きます。(ちなみに最南端の喜屋武岬から最北端の辺戸岬までは2時間半くらい)
26の市町村からなりますが、各地域で様々な特徴があって面白いです。
ここで沖縄出身の筆者が独断と偏見で各エリアのイメージを紹介!(異論認めます)
本島北部:名護市、本部半島、名護市より上、の3つに分かれる。
名護市は北部唯一の都会と呼べる場所。イオンやサンエーなどの大型店舗もあることから北部域の人々が大きな買い物をする際はとりあえず名護まで出てくる。許田インターから降りた車が海沿いの長~い渋滞を抜け、やっとエンダー(A&W)の看板が見えた!ってほんの少しテンションがあがるところ。
本部半島は、美ら海水族館に向けて、南側の海沿い石切り場コースを通るか、北側の古宇利島コースを通るか、はたまた中央のパイナップルパークコースを通るかで分かれるエリア。沖縄そばの名店がひしめき合ってる。
名護市より上は、ほぼジャングル。やんばるの森が広がる大自然エリア。西側の国道58号線はところどころに小さい天然ビーチが点在してて運転疲れには良いポイントが多い。東側の道はほぼ山道なので景色変わらず。くねくねしてて終わりが見えなく心折れそうになるが、夜の星空は絶景。また運が良ければ運転中にヤンバルクイナも見れるかも。
本島中部:米軍基地とアメリカ文化が密接。
中部に関しては、普天間基地をはじめ、北谷町の美浜アメリカンビレッジや沖縄市コザのゲート前通りなど、アメリカ文化が入り混じる何かといろんな話題が絶えない異国融合エリア。普通にアメリカ人が道を歩いてて、ドル札が使えるお店もたくさん。このエリアの小中学生はハーフの子が多い印象も強い。おしゃれなカフェやアパレルショップなどインスタ映えな場所も多く、観光客が訪れる有名スポットも多いところ。酔っぱらってCheers!って乾杯したらだいたい仲良くなれるので英語の勉強もできるかも。
本島南部:畑と天ぷらとスピリチュアルのエリア。
ほとんどの観光客が那覇空港を降りて北方面に向かうため、何かとスルーされがちだけど、意外と観光地は多い。那覇方面で勤務する人々のベッドタウンとなっていたり、さとうきび畑やカボチャ畑が多いところだが、奥武島のてんぷらや隠れたコーヒーの名店などを始め、久高島や斎場御嶽などの聖地もあり、中北部とはまた違った楽しみがある。ドライブコースには持ってこいで、子どもを寝かしつけがてら南部でも1周してくるか!って夜からドライブ行ったりするウチナンチュも多いはず。ニライカナイ橋から眺める景色はヤバい。
あくまで筆者の勝手なイメージのため参考程度のものですが、一言で沖縄本島と言っても各エリア様々な違いがあるのでまだまだ面白い発見があるはず。
さぁ!今年の夏はどこに行こうか!(コロナ収束を願う)